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ヨガインストラクターMARIのブログ

ヨガの起源

こんばんは^^

 

月曜日お疲れ様です。

また新たな一週間が始まりましたね!

今週も頑張りましょう。 

 

 

 

ではさっそく今日の本題。

 

 

 

 

今日は『ヨガの起源』について書いていきます。

 

 

ヨガの起源は、インド史の起源と同じ。

今から4500年ほど前のインダス文明にあると言われています。 

 

 

この文明を代表する遺跡モヘンジョ=ダロにおいて、あるものが発見されました。

 

 

 

それがこちら...

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粘土の印章に

ヨガの坐法を組む人物像が発掘されました。

 

動物に囲まれながら瞑想をしている様子です。

 

この像は、最古のヨガ実践者として認識されています。

 

 

 

 

この時代の瞑想をする目的は何だったのでしょうか。

 

 

インダス文明は農耕が主流だったと思われますが、河川の氾濫等の自然外圧は非常に強かったと思われます。

 


そこで人々は

「なぜこの様な自然現象が起きるのか、背後にはどの様な原因があるのだろう。」

 

と考えます。

 

 


「自然に目を向けて、それらとの同化していきい。」


と思うようになり

 

自然から宇宙そのものにまで視野を広げていきます。

 


この様にして自然を捉える為に、「瞑想(ヨーガ)」と「自然(宇宙)」との一体化というインド宗教の原型が形成されていったと考えられます。

 

 

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 それからまた月日は流れ...

 

 

 インダス文明後(紀元前1500年)にアーリア人が侵入してきます!

 

 

 

このアーリア人達がヨガを発達させたと言われています。

 

 

アーリア人は、ヒンドゥー教の前身であるバラモン教を開き、厳格な階級制度が取られ多くの反発者を生みました。

 

この階級制度というのがカースト制。

 

 

 

 手書きで失礼(笑

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この階級は一生変わらず、職も決まっています。

 

もはや理想の現実は今世では不可能。。

 

 

 

 

しかし!

 

今世で努力をすれば来世で上の階級に生まれ変わるぞ(`・ω・´)!

 

という思想が広まります。

 

 

 それはつまり

 

『輪廻転生』

魂は不滅。

生まれ変わった魂は必ず前世までの記憶を引き継いで生まれる。

 

 

この思想は不条理なカースト制度の中で生きる希望となっていくわけです。

 

 

次に生まれ変わった時は少しでも良いカーストへ!

そのために普段から善い行いをしていこうね!

 

 

 

という宗教的思想が背景にあるのです。

 

 


 
ヨガもそれまでの自然(宇宙)との一体化を目的とした瞑想中心のヨガから、

 

宗教的解脱意識へと変わっていったわけであります。

 

 

 

 

 ______________

 

 

あくまでもここまではヨガの元になった背景であってまだまだ体系化されていたわけではありません。

 

 

いつになったら今の私たちがやってるようなヨガに変わっていくの...?

 

まだまだ長い歴史があるのでお付き合いください。

 

 

 

 

実際に『ヨガ』というものが文章として残っているのは3000年ほど前。

 

 

 

インドの『ウパニシャッド』という古典の中に

ヨガという言葉が発見されます。

 

 

ここには

 

「五つの知覚器官と、

一つの思考器官とをかたく執持することをヨガという」

 

と書かれています。

 

 

 

 

この文献の中で、

 

器官抑制の心理的な操作を馬車の操縦に例えています。

 

理性が車の持ち主の自我のために思考器官の手綱をきちんと持ち、馬である諸器官を、勝手気ままに動けないようにすることがヨガ である。

 

 

と書かれています。

 

 

 

またまた手書き。

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理性によって馬(五感、感情や欲)をコントロールしながら車(体)を本来の目的地へと運びましょう。

 

そのためにも馬と車をつなげている「くびき」をしっかりと持ちましょうね。

 

 

 

さらに簡単に言うと

 

自分の軸を持ちながら自分自身をコントロールできるようにしよう

 

って話。

 

 

 

この「くびき」がヨガであるのです。

 

つまりヨガの語源のスタートはまさにここにあり、

 

 

繋ぐ  とか  結合

 

 

という意味があるのです。

 

 

 自分の心と体を繋いでいく...

その手段としてのヨガ

 

 

 

心と体だけではなくてその対象は

自分自身との繋がりだったりとか

自然との繋がり

自分以外の他者との繋がり。。。

 

このように何かを結び付けるものであると解釈していただければよいと思います。

 

 

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そしてさらに時代は流れ、、

 

今からおよそ1500年前

 

正統なヨガを伝える書物

『ヨーガスートラ』がパタンジャリの編纂によって誕生されました。

 

 

ここでは

 

瞑想によって深く集中し、自分とは何者か、どう生きるべきかを、内側から見つける方法を紹介しています。

 

 

瞑想を中心として

ポーズは坐法のみ。

 

そして呼吸法を用いて悟りを目指す。

 

というものでした。

 

 

 

 

________________________

 

でもさ、、

瞑想をするといっても座っているのって結構大変じゃん。

 

疲れるじゃん。

 

 

瞑想をするのにも準備ってのが必要じゃん!

 

 

体を鍛えないと瞑想すらもできないよねーーー!

 

 

 

 

ってことで

 

 

やっとやっと

 

今から800年ほど前に

 

ここで始めて『ハタヨガ』と呼ばれるいま現在

一般的に『ヨガ』と呼ばれているような体系が生まれたわけでございます。

 

 

 

瞑想ヨガから動的ヨガに移っていくまでに長い歴史があったのですねー。

 

 

 

そしてここからさまざまなヨガが生まれていったのでした。

 

 

 

 

簡単に解説したつもりですが

ざっくりと分かっていただけたでしょうか^^

 

 

 

 

 

 

次回はハタヨガの誕生後から現在に至るまでにはまた書いていこうと思います^^

 

 

 

 

 

次回の更新もお楽しみにー♪

 

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