現代ヨガができるまで
こんにちは(^_^)
昨日の「ヨガの起源 - Happy Healthy Life」では
4500年前に遡り、
ヨガが始まる元となった背景を見て行きました。
瞑想ヨーガ⇨動的ヨーガへの変化をたどって行き『ハタヨガ』が大成されたところで話が終わりましたね。
今日はその続き。
ハタヨガが大成された後、
どのようにして世界に広まっていったのか。
どのようにして現代のヨガができたのか。
について書いて行きたいと思います( ^ω^ )
1200年 ハタヨガが大成される
※ちなみに現代行われているヨガのほとんどがハタヨガです。
昨日のおさらいになりますが
宗教的解脱意識がベースにあったヨガ。
つまりはじめにヨガをやっていた人たちは
カースト制の下層階級の人たちなんですね。
なんなら、このカーストの枠にも入ることのできないさらに最下層の人たち。
ちなみにこの人たちのことをアンタッチャブルといいます。
なので上層階級にいる人たちからしたら
ヨガはクレイジーだぜ!!
なんかイカれた人たちがやってるぜ!
ハタヨギ(ヨギ=ヨガをしている人)は馬鹿にされていてヨガっていうのはもはや悪口でした。
そんなところに(1700年頃)
イギリス人がインドにやってくるわけです。
おぉ!なんとクレイジー!
ヨガは何のためにやってるの?
え?聖典があるの?
見せてちょうだいな。
わお!とってもワンダフル!
スバラシイですねーーー!
ってなり...興味を持ったわけです。
ちょうどその頃イギリスでは...
Health(健康)を求める動きが高まっています。
そうです。
戦争で戦えるように身体を鍛えなければなりません。
身体を鍛えるにはヨガがいいんでない?
ついでにメンタルも鍛えられるしやってみようぜ!
ってなるんですねー。
インドもイギリスに攻められる一方ではたまったもんじゃない!
我々も身体を鍛えてイギリスに戦争で勝つのだ!
と。
そこでインド人も身体を鍛え始めるです。
そこで今までクレイジーとされていたヨガが見直されてインドに、そして世界に拡がっていったわけでございます。
1930年には
インドの王様までもがヨガをやる時代になったのです。
ちなみにマイソールの王に雇われていたのは
太陽礼拝を体系化し、現代に通じるヨガのスタイルを定着させた「現代ヨガの父」クリシュナマチャリア氏です。
ヨガの素晴らしさが、上層階級のトップの人達にまで伝わったんですねー
そう考えると
今私たちがやっている太陽礼拝などを代表するヨガはまだ歴史が100年くらいなんですね。
そしてアメリカがついにヨガに目を付ける!
アメリカ人がインド人からヨガを学び、
そこからどんどん新しいスタイルのヨガが生まれます。
1970-1980 くらいにエクササイズをしたい人が増えて健康のためにヨガをやる人が増えました。
そしれ化学的にも認められて
アメリカで人気沸騰!
アメリカの文化に吸収されていったわけです。
日本にもこの頃からヨガ組織が設立され始めました。
今のように世界的にブームになったのは
1995年。
ハリウッドセレブ達が火付け役に。
日本にもそれが伝わって
2005年くらいから東京でヨガスタジオが次々とオープンし、現在に至るわけです。
今となってはヨガは大人の女性の習い事ランキングの第一位!!
ふぅーーーー
長かった!
現代のヨガに至るまでの歴史をざっくりと書いていきましたが伝わりましたでしょうか。
なお、いま書いていったものは
文献を元にしておらず
私が直接インド人の先生や
アヌサラヨガの設立者であるジョン=フレンド氏が口頭で話していたものをメモして、そのメモを元に書いていきましたので
多少の間違いがもしかしたらあるかもしれません。
ご理解お願いいたします。
ではでは、
今日もヨガのマインドでを大切に
穏やかな気持ちで過ごしましょう(^_^)♡
MARI